郡上鮎 3週目

   

June 20, 2017


解禁から全く雨が降りません。

渇水で、状況が悪いことが判っていて、また、郡上に出かけて行きました。早朝から先週楽しんだ瀬に竿を出しました。やはりポイント、ポイントで、中、小サイズが掛かってきます。お昼前後から数は出ると考えて、移動・・・落ち込みの大きな石の裏にオトリを送り込むと、ガツン・・・ 竿を絞って耐え、引き抜いたのは結構な型でした。

お昼近くになると、釣り人も増えてきました。そのため移動ができなくなり、瀬肩で耐えて釣り続けることになってしまいました。他の釣り客がどんどん迫ってくる感じで、おまえ早く終わってこの場所を明け渡せと言わんばかりに近寄ってきます。最後には2人組が竿を担いだまま近くで座り込んでいました。ポツポツ掛けて、午後3時前には納竿。隣で待っていた釣り人がそそくさと入れ替わり立ちこんできた。釣れる場所くらい自分で探れよ。 案の定、地元の釣り人が川向こうのチャラ瀬に入り、あれよあれよの内に10匹前後を掛けて移動していった。そういえば、今日だれも入っていないよな、釣れるはずだよ。

翌日の釣りのため、上流部へ車で移動。

囮屋で、話を聴くことにした。今日、高鷲で琵琶湖産のアユの放流があったそうだ。解禁当初の賑わいで、釣果もよかった。とのこと。でもその話を聞いて、高鷲に上る気にはなれなかった。どうせ漁協の人気取りで、放流したものだろう。それよりもここ数年間、放流魚よりずっと小さなアユが話題になる。釣れても親にできない、育たないアユが多く掛かってくる。どこのアユ?漁協さん遺伝子レベルで調べてよ大変な驚くべき結果が出るかもね。

前回書いたオニギリ泥棒 犯人判明

小腹が空いたので、テーブルを準備して、お湯を沸かしてカップラーメンを食べていました。半分ほど食べて、車で一服・・・ テーブルの近くでガチャ・・・ 何の音?車の外に出てみると、カップラーメンが下に落ち、麺が散乱しているではありませんか。 周りには人がいません。ブロック壁の上にカラスが1匹、こちらを見ているではありませんか。 お前だな!!! 嘴を突っ込んだが熱くて放り投げたんだろう。仕方なく散乱した麺を半分ほど始末して、また車で一服。外に出てみると散乱した麺がきれいに片付いている。もう1匹のカラスが近くを飛び回っていた。鳴き声はなく、羽音もありません。どこからか見ているのです。皆さんも食べ物は、ほんの一瞬でも目を離さないほうが良いですよ。

さて、2日目 気になっていた瀬に入る。瀬の頭から落ち込みまで探って下る。早朝のこともあって、2つ、3つ掛かるだけ。それに小さい。前日のこともあって、チャラセを歩きながら見ていくとアユが逃げて走っていくのが見える。人が歩き回ったような場所ではあるが、多くの鮎が居る。静かにチャラ瀬の頭にもどって、静かに流れの集まるような場所にオトリを持っていくと、中、小の鮎がいれる場所ごとに掛かってくる。結構楽しんで納竿。

週の中ごろには、雨が降る天気予報。 郡上の天気はクセが付くといって、何週間も状況が変わらないので。予報を聞いても安心はできない。このまま晴天が続けば、酸欠で鮎の大量死なんてことにならないようどうか、古い苔を洗い流すような雨が降ってくれますように。

来週は、降水後の報告となります。楽しみに待っててください。

 

 - 釣行記録, 長良川, , , , ,