台風3号接近

      2017/07/06

July 5, 2017


昨日、7月4日に郡上へ鮎釣りに出かけました。

待望の雨が、降り始め過去の釣果が良かった記憶が蘇ったからです。過去何度か雨が降り始めて少し増水した時に、鮎が浅場だった所に、古い苔を探したり、流れの程よい所を探して活発に移動することを知っていました。

ただし、今回の釣行は時間との勝負になることは、判っていました。そう、台風3号が本州に近づいており、そのスピードが速いのが気がかりだったからです。早朝6時、囮屋に到着。店主おらず。電話で呼び出し。お母さんが走ってきた。第一声「 釣りに行くの?」 誰も川に入っていないし、入る気配もない。車で川をみて帰っていくだけ。オヤジさんが後から軽トラックでやってきて、「危ない所は行くな。」「はい。」と返事して現場へ向かう。

現場到着。うまく想像していたことが起これば、今までの渇水での不漁を一気に挽回できるぞと・・・雨は降ったりやんだり。時折、明るい空が見えていた。水位は、渇水時より30~40cm高い。ささ濁り程度で、川底の大きな石の頭が見える程度。すぐに流れの弱い所からオトリを送り込む。コン 来た来た小さいが確実にいる。 続いて、やや強い流れの中にそのまま養殖魚を送る。ズーンと流れに押される感じ掛かっているのかな? 中サイズの鮎が流れにもまれながら上がってきた。いいぞ・・・ その後、白波の中でもう1匹。ところが・・・

雨が、強くなってきた。あれ、もう、台風来てるのかな?上流の空を見ると暗くはないが、雲が垂れ込めている。ケイタイの雲の動きを確かめる。まだだろう・・・そして川の水が薄く茶色く濁り始めた。川の中の石の頭さえ見えなくなり、そこに種鮎が引っ掛かり始めた。いったん休憩しよう。お昼に勝負しよう。小さな鮎がアシの根元でぴょんぴょん跳ねだした。タモですくうことができるよ。まだ増水しているようでフネを流されないように、アシの茎に括り付け、いったん休憩。

着替えをして、YくんにLineで連絡すると、雲の動きや時間まで知らせてくれ、「お昼に勝負ですね。」と応援していてくれた。車で30分、1時間Lineをしながら待っているが、雨が一向に止む気配もなく、さらに、激しくどしゃ降り。川の濁りも一層茶色く見える。台風のスピードに負けた。このままさらに台風が接近すれば、今度は自分の身の危険さえ感じることになる。残念だがヤメた。

帰り、道の駅で休憩してウトウトしていると、ドッカーン大きな雷が幾度となく聞こえ響いてくる。明日の朝は晴れていいだろうなと後ろ髪ひかれる思いで帰路に就いた。

ところで、今の、鮎竿はカーボン99% 雷が鳴っているときに竿を持つ手がピリピリした経験は無いですか。とっても危険、早めにしまって川から上がりましょう。

 

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