渇水の郡上 鮎の友釣り

      2017/07/24

July 23, 2017


キャンプでいい思い出を作った後、7月20日 渇水の郡上へ鮎釣りに出かけた。

早朝、6時囮屋でオトリ1匹購入。後から来た釣り客が 「信じられない。1匹では安心できないでしょう。」「いいえ、これで十分。」と答えておいた。釣り方にも因るが、1匹で3時間は引くことができる。複数匹買って、余らすのも、もったいない。 何か不慮の事態になれば、また買いに来ればよいだけのこと。過去に1度だけ買いに戻ったことがある。親鮎にハナカンを付けて、手から離すとそのままスー と泳いで行ってしまった。つまみ糸がジョイントから抜け落ちたためで、それ以後、ジョイントに気を付けて、手から離している。

さて、川の状況だが、渇水、苔は色が悪いし、艶のある石も少ないようだ。後で聞いた話であるが郡上漁協の前では全く釣れていないとのこと。前日に上流部に入った I氏からの情報によるとこれまた全く釣れていないと、報告があった。河原は解禁当初よりさらに干上がって白っぽく干からびている。不満を言っても始まらない。足で釣ることにした。まず、手前の浅瀬から、小ぶりな鮎が掛かってきた。それを親にさらに深みへ、下流へ移動。流れがきつい所では、まだ食みあがってきていない。さらに深みへまずまずの型を数匹。そこまで。

瀬の落ち込みの深みから浅瀬になるところに移動。深みが小さな池のように淀んで見える。対岸に釣り客がじっと構えて釣っている。数は出ていないようだ。流れに逆らわせて足元から上流へ送り込むとジワーとテンションが掛かってきた。結構大きめの型が掛かった。6月に釣りで痛めた右肩が痛みが走って力が入らないが、我慢して抜きあげた。着替えているときに、ほかの釣り客と話していたのだが、この時期になっても、ガツンという当たりが少ない。なるほど、今年になってガツンの当たりが半分も無い。十数匹掛けたが、集中力もなくなって、午後3時過ぎに納竿。

昼過ぎにやって来た御仁が、私と同じ動きをして、粘って釣っている。「よく粘ったね。」と後で話しかけると、「急瀬の中で釣り上げたよ。」と23cmの背のある丸々とした鮎を自慢げに見せてくれた。こんなの20匹も釣りたいよね。話を聞きながら、明日、早朝は瀬の肩に入ることを決めた。今日一日だれも入っていない。よしよし明日朝一番でいい思いをしよう。

7月21日 早朝、6時。前日決めておいた瀬の肩に入る。渇水のため、簡単に中央まで渡ることができた。途中、小さな鮎が群れているのがあちこちに見える。大きくなれよ。ほんとに今年は生育が悪いな。流れの中に入れても掛からない。思い切って、瀬の端っこの茶色くなった浅瀬に親を放り込むと掛かる、掛かる。連続で大きくはないがまあまあの型が飛びかかってくる。これで行こう。川の端っこの落ち込みまで移動。やはり掛かる。殆ど水深のない所なので、ハリを6.5に変え、根掛かりをしないようにしたので、いい所に掛からずに3回バラしてしまう。クッソーと大声を出して悔しがる自分がいる。でも、瀬肩に入る判断が正しかったので、満足しよう。

来週、雨が降った後、釣果を報告します。お楽しみに!!!

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