日本海で 釣る 釣る でも・・・

      2017/10/21

 

 

October 19, 2017


海に行く機会がやっと訪れた。友人T氏から電話が入り、予約していたカセ釣りに誘われたからである。

10月16日 夜11時に日本海に向けて出発、17日の午前2時に船宿に到着。車の中で3時間ほど仮眠して6時にはカセに渡る。

友人T氏

朝、一番にはまだ何も釣れないだろうと多寡をくくっていたが、カセの下を覗くと豆アジが寄ってきて、アミエビも撒いていないのに掛かってくる。

すぐに、その豆アジを針にかけて泳がせ釣りの準備をして流しておいた。

まず、アジ釣りでは、狙いは30cm越えの大アジ。水面近くでは、豆アジばかり。順に棚を深くしていき、ベタ底でやっと26,7cmのアジが掛かってきた。ポツリ、ポツリではあるが20匹ぐらい昼前に上げた。そのままカセの水槽に放り込んで活かしておいた。泳いでいる姿は、豆アジに比べると勇壮で良いものだ。

さて、泳がせ釣りであるが、中通し竿 スピニングリール使用で15mほど投げて置き竿にしておくと、穂先がギューンと海の中に引きこまれそのままプツンと切れてしまう。T氏と「何だろう?」歯の鋭いものだろうが・・・フグかな? サワラかな? 2人とも何度も切られて仕掛けを工夫し始めた。

私は、イカの泳がせ釣りに使う仕掛けで流してみる。すぐに穂先が海の中に引きこまれた。切れないのを願って慎重に上げると、50cm程のサゴシであった。魚の口の中には、針と仕掛けのステンレス棒がしっかり入っていて、なんとステンレス棒は鋭角に折れ曲がっていた。このステンレス棒でハリスが鋭い歯に当たらず切れなかった訳である。

        

 

 

 

 

それでも、何度かハリス切れを繰り返していた。結局サゴシは同型を3本上げ。ツバス スズキを続けて上げることができた。ただし・・・

ただし・・・昼を過ぎる頃 サゴシを上げた直後である。アジを付け15mほど投げた。朝からと同様に左脇の船の上に置いたのだが、ジャバン・・・竿もろ共、海の中に引き込まれていく。一瞬のことでもう一本のサビキ竿の仕掛けを投げ込んだのだが、結局、間に合わなかった。ただ、沈んでいくリールからブクブクと出てくる白い泡を見送るだけであった。

原因はドラッグを緩めずに置き竿にしたからである。クヤシイ!!!

時間が経つにつれ、お気に入りのズーム中通し竿と、イカ専用のドラッグ付のリールを失くした悔しさが増してくる。ましてや、次の釣行でどうしたらいいのだろう・・・ T氏に竿受けを付けなきゃと言われても、「持ってないし・・・ もう、後の祭りだし・・・!!」  クヤシイの1,2,3

ちなみに、イカ タコは残念ながら釣れなかった。

午後4時、帰り支度。風も強くなり船が大きく揺れ始め気分が悪くなり始めた。竿を失くしたのも原因かな・・・。T氏が携帯で電話連絡し、船頭が迎えに来てくれた。

次回は、竿も無くどうやって釣ろうかな・・・ トホホ 

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