河豚ひれ酒
2017/11/07
November 3, 2017
11月2日の投稿の続き・・・
結局、今回の釣行では、2人の釣果は、真鯛3匹、大アジ3匹、トラフグ4匹と絶不調に終わりました。ところが、イカダに乗った、70歳前後の2人の釣り人が、自慢げに釣果を見せてくれた。50cm程を頭に40cm程の黒鯛を7匹ほど上げていた。持ち物を見ると、イカダ釣りには慣れたご老人で結構通っている様子。釣果は、台風で海が濁り、イカダ釣りに適していたのだろう。と負け惜しみで、そう思う部分もある。
さて、トラフグである。
T氏が「どうしても、持って帰る。」と言い出した。食べておいしく、高級食材だからという理由からである。持って帰っても、フグの調理免許を持っている知り合いなんていないし。ましてや、処理後の内臓まで管理できない。「だめだヨ・・・」T氏は「なんとかする。」と言う。仕方なくクーラーボックスに4匹すべてを放り込む。
帰路につき、市内を車で走っていると、以前から2人が気になっていた、魚・カニの卸問屋兼魚料理店が目にとまった。だめでもともと、入口を入って何回も「こんにちは。すいませ~ん。」と繰り返し呼ぶと、店の主人が奥の倉庫から出てきた。理由を話すと、「どんなのか見せてみろ。」という。急いで路駐していた車からクーラーボックスを下して見せると捌くのを了承してくれた。お店が忙しくなかった時間で話好きの主人なんだろう。車を店の駐車場に入れて、2人で捌く様子を見せてもらえた。
良く聞き取れなかったが、色々説明してくれた。
丁寧に、きれいな身欠き河豚の本身
食べられるもの全てを並べてくれた。
1時間ほどで、捌くのが終わった。主人は、部位ごとに、袋に入れ、冷凍庫から氷まで出して詰めてくれた。丁寧にお礼を言ってみせを出た。これで安心してトラフグを家に持って帰ることができる。一安心・・・
しかし、私にとって一番気になっていたのは、河豚のヒレであった。店の中に干してあるヒレを良く観察し店の主人にも干し方を説明をしてもらった。翌日、さっそく作業してみたものの、納得できず、You Tube で確認したら違っていたので、すぐにやり直す。
上段は失敗作、やり直し
下段が成功したもの
1日天日で干したが少し生臭みがあったので、翌日も天日で干した。夜にはフグヒレ酒 うまい!!! 完璧である。