靴のソールを張り替える
2017/11/19
November 18, 2017
友人T氏から渓流靴のソールの張り替えを依頼された。
以前、友釣りのソールの張り替えは自分でやってみたことはあるが、渓流靴 それもSIMSの高級なもので、失敗するととても残念がるだろうが、やってみることにした。
これが、手渡された状態 ソールは硬質ゴム、前の部分がパックリ空いている。
まず、靴底をグラインダーで平らにした。グラインダーが高速回転なので、溶けたゴムが飛んできて、熱くて、服の上に飛んでくる。なんとか平らにしてフェルトを張り付ける準備ができた。
付いていたスパイクは取り除いて、位置がはっきり分かるように型紙を作っておいた。
いよいよ、フェルトの張り付け
接着剤は、ボンドG17 即乾強力 たっぷりとフェルトと靴底に塗り少々時間をおいて、張り付ける。穴の部分には竹串を刺しておいた。
中央部分がへこんでいるので、木端を挟んでひもで靴全体をグルグル巻き。後は、カナヅチでフェルト側から何度もたたいて密着させる。
乾いた後に、フェルトの余分な所をカッターでそぎ落とせば、まあまあの出来栄え。
次に、靴の前の口が開きかけている部分の修理、厄介だし何回か履いて耐えられるか心配。
利用したのは、ウルトラ多用途 SU プレミア ソフト ブラックという接着剤 ちょっと高価で乾燥に時間がかかる。友釣りのシューズを修理したときにとても重宝したのでこれを使うことにした。
塗りつけたばかりで、テカテカしているようだが、何回か使えば、照りは気にならなくなるはず。
昨日、T氏が自宅に立ち寄ったので、見せたが、最初の言葉が「おもっ。」なるほど接着剤をしっかり塗り重ねているので、重いだろう。ただ見てくれは まあまあ と納得してくれた。
この後、T氏に渡すのだが、穴に合ったスパイクを探すのが一苦労だろう。また、来年2月から渓流釣りに出かけて、何回の釣行に耐えてくれるのか?修理を請け負った以上3回は持ち堪えてほしいな・・・