本腰を入れた

   

March 25,2018


先週の激しい雨、風も納まり谷の積雪もだいぶ溶けただろうと本格的に谷に入ることにした。

現場までの道路にはほとんど雪は無くスムーズに進み、満点の星を眺めながら車のシートを倒し、ベッドシートを2つ並べて男二人寝袋に包まって眠る。そんなに寒くはなかったが、お酒をチビリチビリ頂きながら眠る。相方は仕事疲れの様ですぐ眠りについていた。

早朝、5時前にはヘッドライトの明かりが見え、車2台は引き返していった。こんな山の中で、暗いうちから車が右往左往しているのも笑えてくる。

外は、かなり冷え込んでいたので持参したおにぎりと暖かいコーヒーを作って出かける準備をした。悩んだのだが、カンジキを持って行くことにした。これが後で大変なお荷物になることに・・・

朝は、まだ雪が硬くてカンジキは必要なかった。ただ、帰りに雪が解けて踏み抜くと腰を痛めてしまうので、とりあえず持って行くことにした訳・・・

ところが、高度700mぐらいから斜面から落ちてきた雪がとんでもない斜度で前方をふさいでいる。

ここ行くの!!!

仕方なくカンジキを使わずに恐る恐る斜面に靴の角を立てて20cm程の歩幅で前進

この間、お目当てのアマゴは姿は見えるのだが、水が冷たすぎて渋いアタリで思うような釣果がでなかった。

もう、アカもとれ始めきれいな魚体ではあるが、食いが渋すぎる。アタリに合わせるのだが釣り落とすような場面が多かった。

渋い、渋いと言いながらもT氏の釣果の数は、いつものように私の2倍、3倍を超す

結局、最後のエリアまで到達。T氏は危険でやり残した所があったので残念そうであった。「また来週か・・・」なんて・・・ 辛すぎてお付き合いはできないヨ・・・

昼12時を過ぎて、帰りの途中で昼食

ワサビが小さな葉を出している。ここの群生も年ごとに小さくなっていていずれ葉わさびも採れなくなるよね

ゆっくりとお昼の時間をとって昼食を摂るのだが、カップうどんは食べることができたが、疲れすぎていて、おにぎりはのどを通らなかった。

そうそう、コンビニでカップうどんを買った時に付いて来る割り箸中に爪楊枝が入っている。端っこを破らずに真ん中に袋を寄せようとしたとき、ブツッ 左人差し指に5mmほど刺さってしまった。中を確かめた方がいいよね。

帰りは、ぐたぐた T氏には悪いが何度も何度も休憩をとってもらい危険なガケ崩れの部分では、渡りきるまで見守ってもらっていた。でも落ちたらオワリ・・・

こんな疲労困憊の状態なのに、着替えてから車の中では、「水はまだ冷たいだろうが来週はどうする???」と2人で 釣行の夢を描いていた。

 

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