予想外の釣行谷の変更

      2018/04/09

April 8, 2018


4月6日は低気圧が通過、寒気も南下しましたね。数日間、夏日が続いていたというのに・・・

友人T氏から連絡あり。「前回の釣行の際にタモと餌箱を落としてしまった。」と言うのだ。それも、谷の一番奥らしい。

今春、また同じ谷に入る・・・   水は冷たいまま、釣果も期待できないのに・・・でも、同行を断って、後になって何度も愚痴を言われるのも辛いので、同じ谷に3回も入ることになってしまった。

早朝、6時、着替えを済ませ、毎回、慣例でもあるが、無事を願って、お神酒を捧げて、礼拝してから谷に入る。お神酒は夜中に車の中で殆ど飲んでしまって少々残っていただけ。

雨は、止んでおり、風も強くなかった。 ただ、寒気の南下に伴い結構冷えていた。

釣れないことが判っていたので、途中まで一切竿を出すことなく、二手に分かれるところで、T氏を見送った。「落し物が残っているといいね!」

一人で、行ける所まで行こう。小さなアマゴが釣れてきた。アタリもある。ところが、針を川虫に合わせて小さくしてしまったので針が掛からない。何回挑戦してもバレてしまう。仕掛けを変えようとするが、寒さで指の先の感覚が無くなり、オモリがうまく仕掛けに付けることができなくなる。2度、3度・・・ もう嫌になって諦める。  それほど寒さが体に影響

分かれたところまで戻り、昼食を摂ろうと風のない場所を選んでガスバーナーに点火しようとするも、なかなか火が付かない。ボンベが冷えきっている。股の間にボンベを挟んで温めてから点火、少し温まったお湯をボンベにかけてガスの出を良くしながらやっとお湯が沸かせた。

時間を見るとちょうど12時。寒い寒い 山の頂上を見ると白く霞んでいる。雪だ。 しばらくすると吹雪 「まいったナ・・・」

ここで、2時間もじっと待っていたら、体が冷え切ってしまう。少し歩いてT氏を追いかけ、見に行こうと思い、歩き始める。雪の上を渡り、ブッシュをかき分け杉木立の中を進むとワサビの葉が見えた。

まだ、早いと思っていたワサビ。シャキシャキ感がある食べごろの茎を付けたワサビが点在している。リュックを下ろしここで1時間。寒さを忘れて袋いっぱいに茎を集めた。

自家製葉わさびの醤油漬け

帰宅してから、夜、黙々と葉を始末して翌朝にいただいた。辛みも強く残りおいしかった

二手に分かれたところに戻って、写真を撮って待っていると、T氏が満面の笑顔で戻ってきた。落とし物があった様だ。これで目的達成。アマゴもこの寒さの中釣り上げていた。たださらに高度のある所なので吹雪がすごかったらしい。また彼も寒さで指先がしびれている。と言っていた。 「お疲れさん。」

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