郡上鮎解禁日
June 4, 2018
土曜日に何十年も使ってなかったミシンを引っ張り出してきて、鮎のベストを修理。
壊れたファスナーを付け替えた。また、破れた箇所には百均で買ってきたワッペンをアイロンで貼り付けた。
ミシンに糸を通すところから、ボビンに糸を巻きつけるまで見よう見まねでなんとか完成。離れて見る分には損傷なく 「良くできた方かな?」
解禁日には早朝2時出発。あまり寒さは感じなかった。
選択した場所は渇水ではあまり釣果が期待できない場所。
人気が無くて、空いているだろうと判断。
暗い国道を走りながら、河原が見える所を走行していると、暗闇にポツポツと明かりが見える。「場所取りがすごいな!!!」
明るくなるまで囮屋で熱いコブ茶を頂きながら雑談。遠くから来ているのだろう関西弁のオヤジさんが熱弁を奮っていた。
外が白みだしてから着替えを済ませ荷物と囮を担いで歩き始めて15分歩く。
もう、先客が陣取っている。前日は他の河川で友釣りをやって来たそうだ。 「仕事を引退すると、こんなものなの かな?」
河原にある乾いた石を見ると小さなハミ跡が多く見える。竿袋の上辺りに見える。
期待できるかな!
囮を送り込むとすぐに、まあまあサイズの鮎が掛かりこれは良いぞ。
10時前までに、大小合わせて25匹
10時を過ぎると河原いっぱいに釣り人がひしめき合う。 「ここは人気がないのにな・・・」
やはり一頻り釣ると、ピタリと追いが無くなる。周りも竿が立たなくなった。
休憩を摂りながら、毎年、上流部で解禁を迎えるS氏に電話してみる。
「今年は、だめだ。数も出ないし、大きく成長した鮎も掛からない。そして、やはり10時を過ぎて追いが無い。」とのこと。
下流部に入っているY氏にも電話
「上流に上がれば、釣る場所も無いほど人出がある。」と、言われ、下流部に入ったそうだ。
その場所では、「全く釣れない。」との報告された。
「ここで良かったのかな?」
お昼過ぎまで、おにぎり、ポットに入った暖かいチャーハン。高めの缶コーヒー2本。お茶。
日曜日の夜9時から薬(下剤かな)と食事制限があるので、おなか一杯に食べて休憩。
この間、他の釣り人の竿は一切立たない状態。
皆、諦めて引き揚げて去っていく。
午後3時を過ぎてから白波が立つ瀬でポツポツ。
相変わらず、この時期の鮎は身が柔らかく身切れで何匹かバラす。 「クヤシイ・・・」
大小、合計35匹。後半は小さくなってしまった。
逃げ惑ったのだろう、他の場所では、普通サイズの鮎が深みで釣れていた。
午後4時前には納竿。
「一雨来てほしいところ。」
帰宅して、疲れて寝ていると妻が 「お薬・・・」
火曜日の内視鏡検査 検査までの辛さを想像しながら、
「おやすみ・・・」