封印された谷

   

May 6, 2019


去年、体を壊してしまった谷に懲りずに

また、山中泊に出かけた。

今回は、絶対に体を冷やさないように、

準備し、極力持っていく物を考えた。

魚は、二の次・・・

したがって、軽量化の為に

魚籠もタモも無し

早朝、六時に出かける準備をしていると

尾張小牧の車 70代男性がやって来て、これから登山だと

続いて、和泉ナンバーの車が二台

友人同士、70歳前の男性が、登山だと

翌日判ったが、本当に登ったか疑問

さて、現場の谷に降り立ったのが、午後3時

私は、グロッキー 何もできない

何も喉を通らない

T氏は、竿を取り出し、いざ、釣り

信じられないほどの釣りに対する執着心

 

 

簡単にテントを張り、午後5時過ぎには

テントに入り、シュラフの中で休憩

と言うより寝てしまった。

 

 

 

シュラフのインナーが暖かい。

防災マット(1000円)もふわふわ

T氏も、すぐにシュラフの中に入った。

夜、10時過ぎに、爆竹を4,5発鳴らす。

でも、その後は、外が気にならないくらい、

爆睡

早朝、5時

空腹で、目が覚めた。

何種類か、携帯食を持って来たので、

今朝はドライカレー

二人とも気に入ったのは、ハムを枝にさして

持って来た塩を振りかけて焼いた。

おいしくて二人ともパクついた。

その後、釣り始めるが尺イワナを含め満足

 

 

午前11時には納竿

重いと、帰れなくなる。

T氏は、最後の最後まで釣り続けた。

この釣行のクライマックスは帰路の

これから。

まず、滝を登る。

危険度から、家族には、話せない。

2人とも、体力が落ちている。

ロープを使い、1時間30分 悪戦苦闘

帰りは、登山道を利用するのだが

いわゆるけもの道

大木が倒れ、登山道を塞いでいる

道を見失う

先行しているT氏も道を見失っているようだ。

倒れた大木の根の隙間からあちこち見ると

ピンクの目印のリボンを発見

やっと降りられる。

これから推察すると前日の登山者は

登りで、もう、道を見失うはず。

登っていないような気がする。

登山口に着いたのが、午後5時頃

明るいが、すぐに暗くなる

30キロ、40キロを担いだ2人が

暗い中、およそ4kmを帰る。

ヘッドライトの灯りを頼りに

意外に平坦の道は、歩けるものだ

私がすぐ後ろを歩いているので

T氏は、驚いているようだった。

車にやっと到着

疲れで、なかなか着替えられない。

とりあえず、私だけが冷えたカン酎ハイで

喉を潤す。T氏はコーラ

2人は、年齢、体力、危険度を考え話し合う

結論

この谷を封印することにした。

 

 

 

 

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